ギターの弦は消耗品です。
使い込んでいくうちにさびたり、切れてしまったりします。
ですので、常に交換用の弦を用意しておくようにしましょう。
アコースティックギターの弦交換
ピン抜きでブリッジピンを抜く。固い場合は布を当ててペンチで引き抜く。
弦のボールエンド(端のグリグリ)をブリッジの穴に入れる。
ピンの溝と弦を合わせて押し込んで固定する(ブリッジピンのないタイプもある)。
ヘッド側はペグの穴に弦を通し、1〜2フレット分、たるませる。
弦をナットの溝に合わせて人差し指で押さえ、たるませたまま、巻き始める。
右手で弦を引っ張りながら1周目は上側に巻く。
2周目からは最初に巻いた弦を挟むようにして下側に巻いていく。
ある程度の張り具合まで巻いたら、巻いた弦がきれいに揃うように、余分はニッパー等で切る。
ペグの配列がこのタイプのギターの場合、1〜3弦と4〜6弦を左右対称になるように巻く。
エレキギターの弦交換
エレキギターは様々なタイプがあるので、機種によって弦の巻き方も異なります。ストラトキャスタータイプは、写真のようにボディの裏側から弦を差し込みます。
表側に弦が出てきたところ。これ以降の作業は、基本的にアコースティックギターと同様です。
◎弦の交換は、なるべく1本ずつ行うようにしましょう。 全ての弦を一気にはずすとそれまでネックにかかっていた張力が瞬時になくなり、ネックの反りなどの原因になります。
◎ペグを回す時は、急激に回しすぎないようにしましょう。ややゆっくり程度にペグを回した方が、弦の張りも安定しやすいものです。
◎弦を交換した直後は、音が狂いやすい状態です。